矢南っ子のすばらしい演技や競技、そして保護者の方の温かな応援の「熱気」を冷ますかのように、雨が降っています。運動会の写真を見ながら、この表情になるまで、どんなドラマがあったのだろうと想像しています。クラスでの学年での「ドラマ」、友達との家での「ドラマ」・・・・ぜひ自信に、自身でしてほしいなと思っています。

 

 明日からの学校生活、運動会の練習がなくなることで、授業も落ち着いてできるでしょうか。休み時間も友達や先生とゆっくり過ごすことができるかもしれませんね。

 

 さて、明日からの授業をするのあたって、ちょっと考えたことがあります。先日、ある子と野球の話をしたことがきっかけです(その子は、中日ドラゴンズのファン)。

 そこで、中日元監督の落合博満さんのことを思い出しました。その落合さんが選手のときのことで、こんなエピソードがあります。

◆今中投手(知っている人いるかな)がピンチになったとき、一塁の落合選手が近寄ってきて、今中投手にアドバイスをしました。そのアドバイスは、相手バッターの特徴をあげるだけで、どうしたらいいかといった結論を言わなかったそうです。「このバッターは、バッターボックスから離れてたっているから」のように。このとき、今中投手は、どこに投げたらよいかを知りたかったのに・・・と思いました。しかし、今中投手は引退してから、落合さんが結論を言わないから自分で考えなければならなかった、「現状を教えてくれることが、本当のアドバイス。どうするかを教えてくれる人は、そのときはよくても、その人がいなくなったら、対応できなくなってしまう」と振り返っていました。

 

 明日からの授業、どうしようかな?と考えています。ちょっぴり不安です。でも、運動会での矢南っ子の姿を写真で振り返っていたら、みんなの声や動きを引き出すことで授業も楽しくなるのかなと考えています。

 

 矢南っ子のみなさん、行事を通して得たことを、ふだんの何気ない日々の中で生かしていきましょう!明日、みんなに会えると思うと、先生は元気がわいてきましたよ。