①3年生の国語の教科書に「ゆうすげ村の小さな旅館」という物語文が掲載されています。

 この物語を読み進めていくための課題づくりために、感想書きでは「最も大きく変わったことは何か」「どのように変わったか」「どうして変わったか」に着目して考え、スクールタクトに書き込みました。書き込まれた感想をもとにコメントをし合い、チームでも話し合いました。

 次にみんなで学びを深めるために、「この作品(文章)を一文で表そう」「中心人物はだれだろう」「この作品のクライマックス(山場)はどこか」の3点を取り上げました。他の意見と比べることを「楽しい」「面白い」と振り返りで書いてくれた子がいます。

 国語においても、(昨日の川上先生の言葉をかりて)「極意」(視点)を提示することで、子どもたちは何度も教科書の言葉に立ち返り、友達の言葉を吟味する姿が見られるのかなと思いました。

②今日は長放課に、お話ルンルンさんの読み聞かせがありました。ある女の子が「毎回楽しみにしているんだよ」「本の世界に引き込まれて楽しいよ」・・・。作者がえがいた作品の中を楽しむ姿がありました。読み聞かせてもらうことは、決して受け身なものではなく、その世界に自ら飛び込んでいく積極的なものだと思います。

①と②の姿が合わさったとき、物語を読む楽しさを知り、次のステージへとつながるのかなと思います。今度は長いお話にチャレンジしてみよう、説明文だとどうなるんだろう、要約して短くまとめてみたいな、ゆうすげ村の小さな旅館のようなしかけのある物語を書いてみたい!・・・と自ら動き出すのかもしれません

◆ルンルンさんのおかげで、子どもたちと言葉をつなぐことができています。これからも矢南っ子に、すてきな本(言葉、ストーリー)のプレゼントをお願いします。