0227「願」:6年生の卒業をお祝いするために~「ありがとう」を伝えたい!~
「祝」という字について調べてみますと、「ネ」の部分は、「〒」神にいけにえをささげるための台の象形、「口」の象形、その下には、人がひざまずく意味を込めた象形、3つの部分が合わさった字とあります。諸説あるようですが、「幸福を求めて祈る」・「いわう」を意味し、「祝」という漢字が成り立っています。
各学年、6年生の幸福(しあわせ)を願って、いろいろと出し物を考え、練習を重ねているようです。おどり、劇、替え歌・・・、3月4日が楽しみになってきました。こうした、6年生への感謝の気持ちをかたちにしていく中で、相手のことを思うことが自分たちのしあわせにもつながっていることを感じている子もいるようです。「みんなで祝う会で出し物がしたいです。かぜに気をつけたいです」「考えたり、練習したりするのは楽しい」「6年生にありがとうを伝えたい」・・・。これまで6年生が矢南小のためにがんばってきてくれたことを1~5年生の子たちは、しっかりと感じています。
まもなく、3月。6年生のみなさん、1~5年生の子たちの「ありがとう」「中学校でもがんばってね」の気持ちを、祝う会で受け取ってください。体調には十分気をつけて、残りの小学校生活、矢南小での生活を楽しんでくださいね。
◆6年生のろうかには、「今までありがとう」の思いを込めた寄せ書きが貼られています。ありがとうの気持ちが伝わるもの(ことば)は、見る人読む人の心を温かくします。また、見えないけれど、その周りも何となく温かく感じられ、心穏やかに生活できます。
また、5年生のプロジェクトとして、とても汚れていて、ふだんなかなか掃除できないところを、いろいろと分担してきれいにしてくれています。「環境は人をつくる」と言いますが、「人が環境をつくる」ということを矢南っ子が示してくれています。
◆6年生の子が縄をまわしたり、周りで声をかけたりする中、1年生の子が縄の中へ入って跳んでいます。「せーの」とか「はいっ」、「がんばれ」といった声が聞こえてきました。1年生の子は、6年生のおかげで矢南小の生活をよりよくすることができていると思います。ありがとう6年生!という気持ちが、1年生の心にはいっぱいです。大きくなったね1年生!と感じている6年生もいっぱいかな。
いろいろなところで、温かな光景がみられるのはうれしいです。