0307「企」:企画+準備+「本好きになってほしい」という思い~ルンルンさんイベントデー~
今日のイベントに向けて、ルンルンさんは何度も集まっています。どんな内容で、矢南っ子に「本」を紹介するのか準備、そして練習をして今日を迎えられました。本の世界のわくわく、どきどき、感動、楽しさをプレゼントしていただきました。
音楽にのってのさまざまな本の世界へ。大型の絵本、パネルシアターといったいろいろな手法で、みんなの心をわくわく。すてきな時間を過ごすことができました。ルンルンさん、ありがとうございました。
◆「本」と出合って、思いをつづる。読書感想文を書いたことがある人、多いと思います。この新聞記事は、岡崎市の子どもたちが取り組んだ読書感想文の中で、市議会議長賞を獲得した伴さんの作品『音っておもしろいな』です。
お姉さんの吹奏楽コンクールを聞きに行ったときに感じた不思議と、本で知った「音が出る仕組みや聞こえる仕組み」とがつながって、謎が解ける。謎が解けたら、ホールの1階席と3階席の聞こえ方の違いに、また新たな不思議を感じる伴さん。読み進めていくと、お姉さんがコンクールを終えたときに言った言葉が、伴さんの不思議と重なって、この読書感想文そのものが一つの物語のように感じます。
感想文を書くことが苦手な人も多いかと思います。しかし、伴さんのようなすてきな感想文に出合うことで、「書く」ということが好きになるかもしれませんよ。
◆矢南小の大先輩「本多博士」。本多博士の命日に、東北大学の教授の方におこなっていただいた「科学教室」。そのことが新聞に掲載されました。さすがプロですね。どのようなことがおこなわれたか、手に取るように伝わってきます。本多博士はどんな人なのか、どんな発明をし私たちの生活にどんなかかわりがあるのかを、教授の方の言葉や授業を受けた矢南っ子の言葉で記されています。
2つの新聞記事を通して、伝える側と受け取る側の両方から、「書いて伝えるすばらしさ」を大事にしていきたいと思いました。