川上昭吾先生(愛知教育大学名誉教授・日本理科教育学会名誉会員 元会長)をお招きして、理科の特別授業「花のつくりのおもしろさ」を、5年生の各クラスでおこないました。一人一人の感じ方や反応をもとに、授業を展開していただきました。矢南小では、今年度「授業のあり方」を大変革、矢南っ子が自ら学びをデザインするために教師がどんな手立て、準備ができるか随時検討、いろいろな角度から考えています。

 花は中心から、めしべ、おしべ、花びら、がくの順にならんでいる、という極意をもとに、子どもたちは見たこともないアルストロメリアを観察しました。アサガオ、ユリ、タンポポ、ミカン・・・この極意によって意欲的に観察することができました。「わかった!」という瞬間がいっぱいでした。

 川上先生の授業展開、そのための準備、反応を見ながらの展開・・・すべてが明日からのよりよい授業づくりのヒントがいっぱいだったと思います。川上先生といっしょに、授業に取り組む矢南っ子のやる気・がんばり・思いやりがミックスされた楽しい授業になりました。