◆今朝は月曜朝会がありました。校長先生のお話では、1学期の残りの3週間、家や学校での生活において大事にしてほしいことが取り上げられました。「言葉を大切にしてほしい」と。

  その中で、金子みすゞさんの『こだまでしょうか』の詩が紹介されました。金子さんは10代半ばから詩を作り始め、26歳の若さで亡くなるまで約500篇ほどの詩をつくりました。

  この詩で私が注目したいのは、「こだまでしょうか」という呼び掛けに「いいえ、誰でも」と答えている末尾の一文です。よいことも悪いことも、投げ掛けられた言葉や思いに反応するのは「こだま」だけではなく、すべての人の心がそうだと金子さんは言っていると思います。

 言葉は人の心を傷つけるナイフにもなるけれど、人の心を温める毛布にもなると思います。今日の校長先生のお話から、日々の生活の中で、自分たちがどんな言葉で周りの人と接していいるか、考えるきっかけになったのではないでしょうか。

◆7月を表す言葉がいろいろあります。七夕月(たなばたつき)、愛逢月(めであいづき)、七夜月(ななよつき)、女郎花月(おみなえしつき)、涼月(りょうげつ)・・・。その中でも、『文月』は聞いたことある人、多いんじゃないかな?英語では「July」。OKイングリッシュの映像でも出てきますね。

 『文月』など旧暦の月の異名の覚え方(歌)があります。「ダジャレで一年間」を聞いた(見た)ことあるかな。よかったら調べてみてください。みんななら、睦月、如月、弥生・・・さっと覚えられると思いますよ!