「自分のベスト記録が出せて、うれしかった」「応援の声でがんばれたよ」「練習の成果が出たよ。来年もがんばりたい」・・・。

 今日は5,6年生が「体力テスト」を実施しました。内科検診や歯科検診といった検診(自分の体の健康状態をはかる)と同様、自分の体力を知ることで、どんなことをがんばったらよいかがみえてくると思います。50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げなどを通して、どんな力が自分に足りないかを知ることができます。もちろん、自分の得意なところも分かりますが。まずは、「自分」を知ることが成長には大事だと思います。

ある本で『学校は、自分を知る場所。他人(ひと)を知る場所。そして、自分が変わる(成長)場所』とありました。昨年の自分からの成長を感じて、次なる目標をもつようにしてみてください。

 

◆「日本の植物分類学の父」とも呼ばれている牧野富太郎博士(あるドラマの中で言っていたことですが)が、『弱さも、よーく知ったら、強みになる』と言っていました。自分の弱さ(不得意なこと)には、あまり目を向けたくないですが、伸びしろはものすごく大きいのだから、自分を成長させるには『弱さ』に目を向けることも大事だそうです。

 

汗びっしょりになって、「あ~疲れた~」と言いながら教室に戻る子たちの顔には、がんばることができた満足感が伝わってきました。