先日の5,6年生に続いて、今日は1~4年生が体力テストをおこないました。1年生にとっては初めての体力テスト。走るコツ、投げるコツ、跳ぶコツを教えてもらって、がんばりました。暑い中での体力テストだったので、お茶がおいしく感じられたのではないかな。

 

◆さて、中日ドラゴンズの元監督の落合さんのエピソードに『定点観測』というものがあります。意味の一つとしては、「ある一定の地点から、観察や調査を続けること」。

 

 <同じ場所から、同じ人間を見るんだ><おれは選手の動きを1枚の絵にするんだ>

 毎日、同じ場所から眺めていれば、選手のちょっとした変化に気づくことができる、ちょっと調子が悪くなったとき、戻るべき場所に戻ることができるはずと言ったそうです。

 

 そのエピソードを知ってからは、少し意識していることがあります。

 朝、だれもいない教室で、前から、後ろから、ろうか側から、運動場側からの4か所から教室を見渡します。すると、昨日まで机の上が墨で汚れていたのがきれいになっていることに気づき、自分で消したのかな、担任の先生と消したのかな・・・といろいろ想像します。また、後ろの黒板のチョーク置き場がきれいになっていることに気づき、掃除の子ががんばって水拭きしたのかな・・・一生懸命に掃除している子どもの顔を想像します。あれっ、いつもはお道具箱がとび出ている机なのに、とび出ておらず、しかも整とんされている、そのことに気づいたとき、この子は自分で整とんする子だったかなあ、いやいやきっと「整とんしよう」と決意してがんばったんだろうと想像します。・・・いろいろ想像すると、にっこり笑顔になれます。

 6月も半ばになり、蒸し暑さを感じる時期です。まもなく梅雨入りのニュースも出る頃でしょうか。なんとなく不快に感じることもあるでしょう。子どもたちといっしょに生活、授業をしているときももちろん楽しいのですが、子どもたちのいないときに、子どもたちのことをいろいろと想像するのも楽しいものです。

 矢南っ子のみなさんは、にっこり笑顔になる方法はありますか。ぜひ教えてくださいね。