◆11:30試合開始まで、学校にて練習。試合前の緊張感をもった子もいれば、いつもより楽しそうな表情で練習している子・・・試合前の雰囲気は、その子の、あるいはそのチームのカラーがあっておもしろいなと思います。顧問の先生は、いろいろな子の表情や姿から、ゲームプランやどんな言葉をかけようか、当日ならではの表情がありました。

      

 そして試合開始を告げる笛の音。六ツ美体育館にて、バスケットボール部の熱い戦いが繰り広げられました。コートに立つ5人だけでなく、ベンチ入りのメンバー、客席で応援する人たち・・・チーム矢南を感じる会場の雰囲気の中、3試合おこない、優勝という結果となりました。

1)初戦:序盤から攻め、得点を重ねていきました。カットからの速攻、こぼれ球にくらいつく気迫、お互いに声を掛け合う姿、すばらしかったです。41対5で勝利。

2)準決勝:手に汗握る展開。相手ゴール下ではシュートを打たせない気持ち、自分たちのゴール下ではゴールに向かう気持ちが伝わってきました。3クオーターの始めに、8対9と逆転されるも見事な集中力で、攻めの気持ちを発揮し20対13で勝利。

3)決勝戦:1クオーターの最初の3分は、点が入らず、お互い我慢の試合展開。相手にボールを取られても、一人一人マークする相手をしっかりディフェンスし、カットし、シュートにもっていく。最後まで全力のプレーが光りました。結果19対10、優勝です!

 

 試合後は、表彰式、ミクスのインタビュー記念写真・・・すてきな笑顔、やり切った表情が見られました。

 今日はおつかれさま!矢南っ子のバスケで、久しぶりに熱く、心躍る思いになりました。ありがとう!ちなみに宮下先生が、矢南のバスケのポロシャツで応援にかけつけてくれたね。離れてもみんなのことを応援してくれている人がいます。これからのエネルギーにしよう!

  

 ここ数週間の土曜日は、とてもよい天気です。その中で、汗をかき、一生懸命に部活に取り組む矢南っ子はすてきだなと思います。

 『本番は練習のように 練習は本番のように』よくこんなことを言われます。

 トーナメントでおこなわれる試合など、ほとんどのチームが『負け』で終わることになります。結果のみにこだわってしまうと、「勝ち」でなければならないとなりがちです。

 『負け』の中に、これからの自分の支え(エネルギー)となる何かを見つけてほしいなと思います。「長い人生の中で、結果は変えられなくても、結果の意味は変えられる」と、昔、教えてもらったことを思い出します。運動部、文化部、家で取り組んでいるクラブなど、日々取り組んでいること(過程)が結果につながり、結果の意味や価値を自分でみつけていく、今日の取り組みが矢南っ子の宝物になりますように。