正門の掲示板にある言葉「勉学の秋」。

 暦の上では、8月7日~21日が立秋、9月22日が秋分です。しかし、「秋」のイメージとはほど遠い毎日だなあと感じています。矢南っ子のみんなはどうかな?

 ふと「秋」の語源を調べてみました。諸説あるようですが、「実りの秋」と言われるくらい、秋は収穫の季節です。十分に満足な量が満ち足りていることから「充足する」の意味で「あき(飽き)」と名付けられたと言われています。飽きる!? そんなネガティブな言葉からきたの?と驚いたかもしれませんが、もともと「あき(飽き)」という言葉は、良い面と悪い面、どちらも含んでいます。

「満ち足りている」という良い面と、そこから「十分すぎてもう要らない」という悪い面。今日私たちが使っている「飽きる」という言葉は後者の方が一般的ですが、実際は充分満足している意味が先にあって、いっぱいだから「もう必要ない」のマイナスの意味が生じたのかもしれません。

◆さて、各学年、勉学の秋に向けて、いろいろな準備をしているようです。まだまだ暑い日が続きますが、2学期はいろいろな「体験学習」をおこなっていきます。2年生の掲示板には、『学区探検』に向けて、こんなことをやっていくよといった掲示になっています。体験を通して、多くの気付きや学びがあります。「勉学の秋」を楽しみましょう。