0317「宝」:一生懸命に取り組んだことは宝物~立ち止まってふり返ろう~
先日、うれしい光景を見ました。図工の作品でしょうか、大事そうに抱えていました。「何が入っているの?」とたずねてみると、「たからものです。一生けんめいにかいたり、作ったりしたものです」と。この時期、大掃除でいろいろな物を捨てますが、掃除をしながら自分にとっての宝物に気づくときかもしれません。
形には残っていないけれど、友達や先生とのちょっとした会話、いっしょに遊んだり学んだりした思い出も宝物の1つになっていると思います。令和6年度もまもなく終わりを迎えます。目に見えないものに、一度立ち止まって目を向けてみませんか。
◆朝、しとしとと降る雨、グレーの空、6年生とのお別れが近づいていることが重なって、もの悲しさを感じました。しかし、教室で、ろうかで6年生の子が友達と楽しそうに会話をしているのをみると、小学校生活に区切りをつけることで、これからの生活が楽しいものになることを願ってやみません。
あさっての卒業式のリハーサルをおこないました。凛とした雰囲気の中で、本番と同じように進められました。6年生の表情がこの6年間での成長を表したものに感じました。4年生のときに担任をしていた先生からの、はなむけの言葉もおくられました。二日後、一人一人の姿を、保護者の方、教職員みんなでしっかりと見つめます。
登録日: 2025年3月17日 /
更新日: 2025年3月17日