2時間目に「安全かつ速やかな避難の仕方を身に付ける」などの目的のもと、火災を想定した避難訓練を行いました。この訓練ほど、大事な授業はありません。自分たちの「命」を守る、そのためにどんなことに気をつけたらよいか、今どんな準備をする必要があるのかを考える機会です。

 今日の訓練では、機器のトラブルもあり、避難した子がしばらく待つことになりました。しかし1年生から6年生まで、避難後の指示を待つ姿勢がとてもすばらしかったです。

 終わったあと、ある子が「もし一人で教室にいたらどうしただろうか」と話してくれました。今日は訓練でしたが、「もし」の積み重ねが、本当に避難する必要ができたとき、予想外のことにも対応できるのではないでしょうか。

 火災の現場は、とても騒音がすごいそうです。想像する以上に熱風で熱いそうです。雨だと視界が悪く、避難経路も予定通りは難しいそうです。避難訓練は今できる、100点を目指すことが大事です。

 今日は「もし」こんなことが起きたら、どうしよう?と、おうちの人と話し合ってみてくださいね。

 避難訓練で、校舎内に砂が舞い込んでしまいました。訓練終了後、6年生の子の掃除をする姿がありました。何人かの子が気づいて「ありがとうございます」と伝えている姿もありました。矢南っ子のすてきが、生活の中であふれていて気持ちのよい1日でした。