先日、運動会のプログラムが配られました。学級代表委員の子を中心に決定した児童会活動のテーマが載っています。まずは、25日の運動会で、このテーマに向かって、みんなの力を一つにがんばろう。テーマの中の言葉をみんなは、どう考えますか。

はばたこう:一人ひとりの目標に向かって、精一杯演技しよう

笑顔あふれる:みんなの笑顔が何よりの演技、そしておうちの方の喜びです

夢いっぱいの:矢南っ子全員の目標が運動会をつくります。

新時代へ:これまでの練習、取り組みが矢南っ子の新しい姿につながります

 

 予行練習あけの今日も、矢南っ子は疲れを感じさせない練習の雰囲気でした。疲れていても、今日やれることを精一杯取り組む雰囲気に、うれしく思いました。お互いの演技を見合う姿、自分たちで気付いたことを伝え合う姿・・・。本番に向けて、1時間1時間を大事にする姿がすてきでした。教室に、運動会の個人目標を掲示してあるクラスもあるようです。みんなのがんばりに、先生たちは元気をもらっていますよ。

 

 今日、教育実習生の2名の先生と、1時間お話をする機会がありました。教師になろうとしたきっかけ、どんな教師になりたいかなど、とても熱く語ってくれました。そのために、今、「一生懸命」矢作南小学校で学んでいます。

  さて、「一生懸命」ですが、教師という仕事は一生(自分の人生をかけて、一生かけて取り組むに値する素晴らしい仕事)という言葉がぴったりです。しかし、言葉の語源としては、『一所懸命』です。意味は「昔、武士が『一か所』の領地を命がけで守り、それを生活の頼りに生きてきたこと」に由来するそうです。「一か所」という「今、自分が持っているもの」を大事に取り組むという方が、私はすてきだなと最近思うようになりまし。「一生」か「一所」か、言葉遊びのようなものかもしれませんが、今、教育実習生の2名の先生が、矢南小という場で1つのことに真剣に向き合い、努力される姿をみていると、まずは「一所懸命」。そして、ぜひ夢をかなえたときには、その仕事に「一生懸命」になってもらえたらと思います。

 明日で、ちょうど1週間。4年4組、6年4組のみなさんはもちろんのこと、他の学年、クラスのみなさんも声をかけてみてはどうですか。若い先生のパワーをもらえるかもしれませんよ。