今日の登校で23日になります。少しずつ慣れてきた人もいれば、ちょっとまだ不安だなと思う人もいるかと思います。写真にあるような「リフレーミング」という言葉を知っていますか。5月という時期は、自分に自信がもてなくなるときかもしれません。自分の意見が言えない、心配性、あきっぽい、おこりっぽい・・・という自分、逆に「わたし、いいじゃん」なんて思う自分、両方感じている自分、自分に目を向けている人がいるかと思います。自分で自分のとらえ方を見直せるように、リフレーミングをしてみましょう。友達同士でリフレーミングしてみるのもいいですね。毎日、1回、友達の素敵なところを伝えてあげるのもよいと思います。

 

 考え方、とらえ方を見直すということで、こんな言葉をおくります。あるドラマでの言葉です。けんかばかり起きるクラスで、その担任の先生が次のようなことを言いました。

・自分が感じることを相手に伝えて、相手の言うことも聞きましょう。そうすると、自分と相手はちがうことがわかります。相手は自分とちがうということが分かると、どう言ったらいいか、相手のいたみも分かったり、分かってもらえるように努力したりするのです。

 

 人それぞれ悩むことが違います。自分の周りを少し見渡してみましょう。ちょっとした声かけが周りの人を元気にできるかもしれません。そして、めぐりめぐって自分にも返ってくると思います。学校生活では、自分と相手をつなぐ素敵な言葉をかけ合っていきませんか。

 

 少し前になりますが、5/5の新聞に「新小学1年生の就きたい職業」という記事が掲載されていました。5年生は、総合的な学習に時間に「働く」ということについて学んでいます。ある時間のワークシートには「なぜぼくらは働くのか」といった問いかけがありました。みんなはどんなことを書いたのでしょうか。5年生の今の考えを残しておくことは意味あることだと思います。おうちの人に話してみてはどうかな。

 私は以前、就きたい職業に「自分なりの言葉」を付け加えるといいですよ、と教えてもらったことがあります。例えば、スポーツ選手。「お金を稼いで家族を楽にできるスポーツ選手」「多くの人の目標(あこがれ)となるスポーツ選手」・・・。同じスポーツ選手でも、その人の考え方、価値観で、何通りものスポーツ選手があると思います。学年が上がるに連れて、職業は変わらなくても「自分なりの言葉」の部分が変わるかもしれません。変わることは、自分の考え(価値観)の幅が広がっているのだと思います。5年生のみんなが、どんな学習を今後進めていくのか、とても楽しみです。

 教員が女の子の9位に入っていてちょっぴりうれしくなりました。