水について考える環境学習 ~身近な環境を大切にできる心を育てる~

 

本校の4年生の総合学習では、身の回りの環境について「調べ学習」を行い、わかったことを発表・交流して環境を保護する活動への関心を高める学習が行われています。

 

今年度の総合学習として、サントリー社に協力していただき、「水育」と題して自分たちの身近にある水が、どんなところに使われているか、山から川や湖へどのようにして流れていくかという「水循環」について学びました。コロナウイルス感染拡大防止のために、サントリー社の出前授業は「オンライン学習」を採用し、テレビ電話を用いて担当の方と児童がつながり、授業を進めていくという形式でした。

 

また、「水育」で学んだ水についての知識や、そこから生まれた身の回りの環境に対する疑問を、「ぼくらはエコ博士!」と題し、現在、新しく導入されたタブレットPCを活用して調べ学習に取り組み、追究しています。子どもたちは、「水を大切にしていくために、自分たちにできることは何だろう」を課題として、一人ひとりが調べたいテーマを考えました。きれいな水を保つためには、まず川をきれいに、川を守るためには森林を守る必要がある…と、各々が思い思いにアイデアを膨らませていきます。

 

 そして、「自分たちにできること」として、調べ学習で見つかったアイデアや具体策をプレゼンテーションにまとめて発表する予定です。今回の総合学習を通して、岡崎市や愛知県内の自然環境への関心を高め、子どもたちの自然を慈しむ心を育てていきたいと思います。

 

 

報告者:六名小 古﨑 徹先生