高齢者疑似体験「福祉実践教室」

  

 9月中旬、井田小学校の5年生で「福祉実践教室」を行いました。これは、高齢者や車椅子を利用している人の身になって福祉を考えてみようと、「もやいの会」「コスモスの会」の方々の協力で開かれたものです。専用の眼鏡や装具をつけて豆を隣のお皿に移したり、階段や廊下を歩いてみたりしました。普段なら何でもない動作が高齢者の方にとってみては大変なことなんだと実感できました。また、車椅子体験では、段差を乗り越えるときには、車椅子利用者が安心して乗っていられるように押してあげることが大切だと気付きました。体験後、子どもたちから「車椅子に乗っていると落ちそうで不安だった」とか、「高齢者の方を大切にしていきたい」という感想が聞かれました。子どもたちが大人になるときには、みんなが幸せに生活できる社会を作っていってもらいたいものです。