はたらく人のひみつをさぐれ!連尺・3年記者クラブ!!

  9月、社会の学習でアピタに向かう3年生たち。スーパーマーケットの様子を実際に見学し、お店の工夫やはたらく人の様子を調査するためだ。店長さんに案内していただき、売り場はもちろんのこと、バックヤードまで見学させていただいた。初めて目にするものに、子供たちは喜びというよりも、驚きでいっぱいであった。

 

 連尺学区は商店街が多く、2年生から町の探検で多様なお店を見学する機会がある。二七市など特色のある商店もその一つだ。お店ではたらく人の思いにたくさん触れる機会のあった連尺っ子が、少し足をのばして、2度目の大型スーパーへ取材に出かけることになったのも、今までの経験が影響しているのかもしれない。

 

 10月、社会の学習で得た知識だけでは満足できず、子供たちは、もうひとつの大型スーパーへ見学に行きたいと言い出した。「はたらく人の思いに触れたい」、「お店にやってくる人の思いに触れたい」と話し合う会話の中には、人との関わりを求めている子供たちの思いが感じられた。

 そこで、はたらく人と実際にかかわるなかで、はたらく人の秘密を探ろうと、二度目のスーパー見学を実行した。今までの知識をもとに取材メモを作成した連尺っ子記者たちは、大型スーパーマーケットで、インタビューに奔走した。

 

 店長さんに積極的にインタビューに行く子供、買い物に来ているお客さんに声をかける子供、商品を並べている人に質問をする子供・・・。短い時間の中で、子供たちはできる限りの取材を続け、はたらく人の思いを探っていった。そして、はたらく人のお客さんを思う気持ちと、買い物に来ている人の思いが、取材をしている子供の中でつながっていったようである。

 たくさんの取材メモが集まり、3年連尺新聞として教室に飾られることになりそうです。