~米作り体験を通して~(矢作北小5年生の実践)
くわで田おこしをしよう
5月1日(月)に、米作りのはじめの一歩として地域の米作り名人のお宅へ見学と話を聞く学習を行った。米作りには、苗を作り、田起こし、代かき、田植え、水の管理、稲刈り、脱穀、精米といった多くの作業と時間がかかることを学んだ。この日は、苗床を作る様子や米作りに使う機械を見学することができた。
児童の感想
- お米には品種があることが分かった。自分たちでも家で食べているものやお店に売っているものの品種を調べてみたい。
- お米を作るには、たくさんの機械を使うことが分かった。この機械を何に使うのか知りたい。昔の人は、機械がないのでどうやって米作りをしていたのか知りたい。
- 学校の田んぼでお米を作るとどのくらいの量がとれるのか調べてみたい。
5月18日(木)には、田起こし体験を行った。昔の人の米作りを体験することで、昔の人々の苦労を知ることができた。児童からは、「こんなに広いのに大変」「この田んぼを1人でやったら1年かかっちゃうよ」といった声が出た。
児童の感想
- 備中くわや平くわを使って耕したけど、重かったし、疲れた。
- 昔の人は、機械なしで田起こしをしていたなんて、すごい。
今後の日程
○代かき体験・・・6月1日(木)
⇒人の手で土をかき混ぜ、田んぼの表面を平らにする。
○代かき見学・・・6月2日(金)
⇒機械を使って、田んぼの土と水をかき混ぜ、田んぼの表面を平らにする。
○田植え・・・6月6日(火)
○水の管理・・・中干し(7月上旬)まで
○すずめ対策(かかしなど)・・・7月中旬から
○稲刈り・・・10月下旬
○脱穀・・・11月上旬
○正月飾りを作ろう・・・12月上旬
○米作り感謝の会・ふるさともちつき大会・・・12月15日(金)
○学びをまとめよう・・・1月
今後の学習では、昔の人の苦労、お米の品種について、田んぼにすむ生物について、食べ物のありがたさといった視点から子供たちに疑問を投げかけ、追究を進めていく。
登録日: 2019年12月6日 /
更新日: 2019年12月11日