「田んぼから広がる自然保護」

 学区にゆたかな田んぼが広がる六ツ美南部小学校では、毎年学区の方々のご協力により5年生が米作り活動を行っています。6月に、学区の農家の方の田んぼで田植え体験をさせていただき、さらに学校の田んぼではもち米や古代米、外国の米などを育てることにしました。また、「生き物調査隊」を結成して、田んぼの生き物調査活動を行いました。その結果、数年前にはあまり見られなかったフナやドジョウが見つかったこと。外来種であるジャンボタニシやミシシッピアカミミガメが在来種を押しのけていること。自然保護の名のもとに安易に放流したりすることで、逆に自然環境を壊す恐れがあることなど、多くのことを学ぶことができました。

 今は、来週の稲刈りに向けて準備中です。これからも、田んぼとのかかわりを通して自然環境の保護に目を向けていきたいと考えています。