「郷土を発信する」

 本年度の3年生は、「郷土を発信する」というテーマのもと、自らの希望によってコースを選択し、発信活動を進めている。

 「英語でパンフレットをつくろう」のコースの生徒は、学区についての紹介パンフレットを英語で作る。岡崎城、八丁味噌、和ろうそく、三河花火、家康など、生徒たちが選んだテーマは多岐にわたる。1学期、生徒たちは、パンフレットを置いてもらえるよう市役所やリブラ等の施設に交渉の電話をした。その後、パンフレットに書く内容をインターネット等で調べた。1、2年生で郷土について多少調べてきているので、それらをもとに書く生徒もいる。また、あるグループは八丁味噌工場やろうそく店に直接見学に行き、話を聞いたり、パンフレットに掲載する写真を撮ってきたりした。

 2学期、日本語で文章をまとめることができたらいよいよ英語訳の作業に入っていく。生徒たちは、自分たちの作ったパンフレットが外国の人に読まれることを楽しみに、活動に取り組んでいる。英語に興味のある生徒たちが、英語の魅力をさらに実感できるような活動としたい。