調べよう!考えよう!ごみをへらす生活を。(広幡小4年生の実践)
~調べよう!考えよう!ごみをへらす生活を。~
自分たちが毎日何気なく出しているごみ。実はそのごみがさまざまな形で環境や生き物に関わってきています。クラスには、動物や環境に関心がある児童が多いため、ごみと環境問題を関連付けて授業を進めていきたいと考えました。
まずは約1週間、各家庭で出るごみの種類や量を調べました。1週間後、クラス全体でどの種類のごみがどのくらい出ているのか、結果を集計しました。そして、子どもたちはクラス全体の結果から“気づいたこと”“疑問に思ったこと”を付箋に書き出しました。
子どもたちからは、気づいたこととして「燃えるごみがとても多い。」「思っていた以上にペットボトルの量が多い。」「それぞれの家族でごみの量が全然違う。」「生活をしているとどうしてもごみが出てしまう。」などさまざまな意見が出ていました。また、疑問に思ったことでは「なぜ燃えるごみが多いのか。」「学校全体だとごみはどのくらいの量になるのか。」「ごみはなんであるのか。」「ごみを減らすことはできないのか。」など、環境問題につながるような疑問がたくさん生まれていました。
次時では、「ごみはどこへいくのか」「ごみはどうなるのか」に焦点を当てて、図書資料を用いて調べ学習を行いました。そして、調べたことを基にごみのその先を探りました。さらに、学習を進めていく中で子どもたちから「リサイクル」という言葉が出てきました。
今後は「リサイクルはなぜ行われているのか」というところから、世界の環境問題や生き物への影響につなげ、ごみをへらす生活について深く考えていってほしいと思います。
報告者:広幡小学校 吉田 清乃先生
登録日: 2019年12月6日 /
更新日: 2019年12月9日