「ふるさと秦梨の自然再発見!」

 本校は,平成12年度から秦梨小ビオトープ活動を開始し,子供たちが,ふるさと秦梨の自然と触れ合えるような様々な活動を実践してきた。平成20・21年度は,梨小ビオトープ活動を通して,ふるさとである秦梨の自然の中に生きる動植物の不思議さを,五感を生かすことによって再発見させ,子供たちに豊かな感性を育むため「秦梨の自然から学ぶ活動(「ふるさトープ」にすむ生き物を通した環境教育,探鳥会を通した環境教育)」,「秦梨の自然を守る活動(ササユリの保護活動,山仕事の会での枝打ち体験など)」,「自然を通した交流の輪を広げる活動(子供ビオトープサミット2009 in 秦梨』の開催,岡崎市子供環境フォーラムでの発表など)」を実践している。子どもたちは,このような活動を通し,秦梨の自然を大切にしていこうとする気持ちを高めることができた。また,交流の輪を広げる活動によって,ふるさとの自然を大切にしようとする心の輪を地域の人たちなどにも広げることができた。

 21世紀は環境の時代と言われている。これを具現化するためにも,21世紀の学校は,これからの日本の環境教育の発信源としての自覚を持つ必要がある。本校は,今後も,秦梨小ビオトープ活動を通して,環境教育の充実に努めていきたいと思う。