「ビスタライン」って何だろう(大樹寺小5年生の実践)

 大樹寺小学校は、郷土に誇りをもって、新しい未来を切り拓く大樹寺っ子の育成を目指し、毎月23日(休業日の場合はその前後)を「自立の日」として、各学年さまざまな学習を行っている。5年生は9月の「自立の日」に、「ビスタライン」について学習した。

 「ビスタライン」は大樹寺と岡崎城を結ぶ景観のことで、徳川家光の時代から現在までずっと守り続けられている。「ビスタライン」について、ほとんどの子供たちは知っていたが、徳川家光がつくったことや「ビスタライン」上に市民の願いで建物が建てられていないことは知らなかった。そこで、大樹寺の方の話を聞き、岡崎の人々の努力で長い間守り続けられてきたことを学んだ。

 大樹寺小学校の校舎と体育館をつなぐ渡りは、「ビスタライン」の景観を守るために地下に造られている。今後の「自立の日」も、「ビスタライン」を守り続ける岡崎の人々の学習を通して、家康と大樹寺小学校のつながりの深さを実感させていきたい。

【児童の感想】

  • 「ビスタライン」を守り続けるために、マンションや家の高さや色まで気をつけているとは知りませんでした。もっとビスタラインのことを知りたいと思いました。
  • 「ビスタライン」について、知らないことがまだあるので、これからも調べてみたいと思いました。
  • 「ビスタライン」は岡崎の人たちが大切に守ってきたものなので、僕も大切にしていきたいと思いました。
  • 私は、大樹寺のことについて知らないことがまだあると思いました。