~持続可能な開発目標(SDGs)」について、自分たちが考えたことを発表し合う~

 10月31日(木)、1年生がiPadに入っている「Zoom」というテレビ会議システムのアプリを使って、海外の学校と通信しながら授業を行いました。参加校は、本校以外に中国の蘇州日本人学校、大連日本人学校、杭州日本人学校、マレーシアのクアラルンプール日本人学校、私立千葉明徳中学校です。額田中学校は、中国の大連日本人学校の小学校6年生と杭州日本人学校の中学校2・3年生と、国連が定めた「持続可能な開発目標(SDGs)」について、自分たちが考えたことを発表し合いました。
 本校は、「2 飢餓をゼロに」、「15 陸の豊かさも守ろう」、「1 貧困をなくそう」の3つについて、自分たちができること、今考えていることを発表しました。特に「15 陸の豊かさも守ろう」は、森林に囲まれた額田中学校だからこそ考えなければいけないことだと発表しました。
 他校の発表を聞き、生徒は「海外の国の様子を少しでも知れたので良かった」などの感想を持ちました。自分たちとは違う環境で暮らす同世代の子たちの考えを聞くことができ、大いに刺激になったようです。
 授業の最後に、目白大学の近田先生から指導講評をいただきました。「一人の力では実現不可能でも、今回のように色々な立場の人たちがそれぞれ取り組むことで、実現可能なことが増えていく」と教えていただきました。 今後の生活で、少しでも意識していこうと思うきっかけになる授業でした。

 

 

報告者:額田中学校 鈴木広樹先生