自分と食をつなごう!

 

 六ツ美北部小学校の5年生の総合では、「食育」の学習として「バケツ稲」と「筑陽ナス」の栽培を行っています。自分で育てることを通して、食物を作る大変さや大切さなど多くのことを学んでほしいと願っています。

 「バケツ稲」では、5月上旬に種もみを1人1つ家から持ってきたプラスチック容器の中で芽出しを行いました。子どもたちは、種もみが大きくなるのが楽しみな様子でした。毎日水をかえて新しい水をやり、大事に育てていきました。1週間ほどたつと発芽し、生長していきました。子どもたちは、1日でも水やりを忘れると種もみがからからになってしまうことや元気がなくなる様子から、生長するために「水」がかかせないことを実感しました。(写真①)

 6月になり、いよいよバケツへ苗の移し替えを行いました。苗は5㎝ほどの高さまで伸びていました。生長の良い苗を選び抜く時、根を傷つけないように慎重に抜いていきました。2・3㎝の深さに植え、水を張っていきました。子どもたちは、泥まみれになりながらも自分のバケツの中に田んぼを作っていきました。その後、毎日バケツ稲を観察しスケッチしており、稲の長さやくきの本数を数え、稲の変化を調べています。(写真②)

 「筑陽ナス」では、5月に岡崎市のブランド化推進品目を調べていきました。その中に「筑陽ナス」があることを知り、実際に栽培してみることにしました。5月下旬に学年の畑に苗を植えました。1週間ほどすると花が咲き、6月になると実がなってきました。筑陽ナス栽培を通して、岡崎市が力を入れている農産物に興味をもってほしいと思っています。(写真③・④)

 
《写真①》        《写真②》

 
《写真③》        《写真④》