朝、学校の校舎内の空気は、梅雨の蒸し暑さもあり、むしむし。窓を開けても…エアコンの力をかりると空気が少しずつひんやりと。

 矢南っ子が教室にやってくる頃、笑顔で声かけする先生もいれば、前日に教室環境を整えて整然とした教室を準備する先生、黒板メッセージで迎える先生…、担任の先生のさまざまな工夫、やさしさがあります。エアコンのひんやり空気もいいけれど、担任の先生方のあったか空気がいいなと思います。

 6年生のあるクラスでは、電子黒板のメッセージが毎日お出迎え。そのなかに「6年生○日目」とあります。1日1日を積み重ねて生活をしていきたい、1日1日をみんなで創っていきたい、そんな願いが込められているようで、すてきだなと感じています。ちなみに今日は、56日目。

◆矢南っ子のみなさん、気持ちよく過ごすために、先生や友達みんなでアイデアを出し合ってがんばっていきましょう!

 6月も終わりに近づいてきました。この時期、「まとめ」「ふり返り」という言葉をよく聞きます。1学期を何となく終わるのではなく、この1学期に何ができて、どうしてできるようになったのか、次にどんなことをしていったら成長できるのか、そのために何が必要なのか…。まとめやふり返りは、明日の自分をつくるうえで、重要ではないでしょうか。

 あるクラスの掲示に、授業における「ふり返りの視点」がありました。①何を学んだのか②どのように学んだのか③次は何がしたいか 視点をもつことで、自分自身で学習では学び続ける、生活では成長し続けることができると思います。

◆矢南っ子がまとめやふり返りを通して、自分はがんばってきたといった自己肯定感を高め、自信につなげ、次のステージでのエネルギーを蓄えていってくれたらと願っています。