071210「最」:最後の〇〇に向かって~5・6年生の試走~
運動場に引かれた「かけ足大会」の白いコースライン。表情を少しかたくして、緊張気味にスタートラインに立つ子どもたちの姿がありました。16日の大会に向けて、5・6年生の試走がおこなわれました。
競走の部と完走の部、それぞれの目標に向かって、一人ひとりがどんなふうに努力を実らせていくのか、とても楽しみです。
今日、走り終えた子がこんなことを話してくれました。 「今年は最後だから、今までの中でいちばん練習してるよ」 「ランニングチャレンジのときより、いっぱい走れた」
「今までで」「~より」という言葉に、これまでの自分と向き合い、乗り越えようとする気持ちがにじんでいるように感じました。かけ足大会という行事を通して、どんな変化や成長につながっていくのか、今からとても楽しみです。
先日の高田先生によるランニングレッスンで学んだことを意識して走っていた子もいたようです。学びをすぐに実践に生かそうとする姿勢にも、頼もしさを感じました。
◆6年生にとっては、すべての行事が「最後の〇〇」になります。だからこそ、結果だけにとらわれず、そこに至るまでの過程を大切にしてほしいと思います。そして、その過程を通して「自分の成長」につなげていってほしいと願っています。
6年生の真剣な姿は、1~5年生にとって「あこがれ」であり「支え」です。あと1週間、みんなの力を信じています。頼んだよ!どの子も、自分なりの“ゴール”に向かって、精一杯、走ってくださいね。
◆3日間の保護者懇談会、ありがとうございました。 お子さんの普段見えなかった一面や、「そんな考えをもっていたのか」といった新たな発見、2学期のがんばり、そして保護者の方の願いや思いを通して、私たちも新たな目標をもつことができました。 今後も保護者の皆さまとともに、子どもたちの成長につながる手立てを考えていきたいと思います。これからも手を取り合って歩んでいきましょう!
