【十五夜の行事食について知ろう】(10月の献立表より)

 秋の行事といえば「お月見」。旧暦15日の十五夜は「中秋の名月」と呼ばれ、夜空に浮かぶ月を眺めながら、収穫への感謝を込めて祝う風習があります。 中秋の名月は別名「芋名月」とも呼ばれ、里芋をお供えしたり、芋料理をいただいたりする習慣もあります。

 お月見に欠かせないのが、お米から作る月見団子。満月に見立てた丸い形や、里芋の形を模したものなど、地域によってさまざまな形があります。

<各地の月見団子>

  • 愛知県:里芋の形をした茶・白・ピンクの三色団子
  • 関西地方:芋に見立てたあんこ付きの団子
  • 静岡県:へそに似たくぼみのある団子

◆どの学年も、10月18日(土)・19日(日)のおかざきっ子展に向けて、作品づくりが進んでいます。自分の満足のいく作品に仕上がったかな?矢南っ子のすてきな作品を展示する準備も、図工主任の波戸村先生を中心に着々と進められています。

 家庭科室付近に、パネル等が運び込まれています。誰かが陰で準備をしてくれています。「陰(かげ)」という字には『暗さ』のイメージがありますが、「門の陰に隠れる」「陰の実力者」のように、『ものや人の裏に隠れている部分』という意味があります。その陰で動いてくれる人が見えたとき、しっかりお礼を伝えたいですね。先日のキッズデイズに開催された球技大会で、6年生が陰でも日向でも部活動を引っ張ってきてくれました。6年生の活躍はこれまでに、いろいろなところで発揮されてきたと思います。ありがとう!そしてこれからもよろしくね。

 一つの「陰」に気づくと、これまでにも6年生が見えないところで支えてくれていたことに思いが至り、心がぽっと温かくなります。矢南っ子は、そんな「陰」での活動をしてくれている子ばかりです。みんなでその存在に気づき、伝えていけたら、矢南っ子の生活はもっと温かなものになるでしょう。