070901「備」:いざという 時に備えて 命守る~備えあれば憂いなし~
今日は地震を想定した避難訓練を実施しました。避難経路や「おはしも」の確認など、全員で真剣に取り組みました。昨今の暑さを考えると、避難した際の「暑さ対策」も必要なのかなと思います。防災バッグ等の中に、ひんやりグッズや小型扇風機とかを入れておく必要があるのかな。自然災害への備えには、物の準備だけでなく、心の準備も欠かせません。
「1学期の避難訓練との違いは?」と子どもたちに尋ねてみると、 「何かが落ちてくるかもしれないから、頭に何かかぶった方がいい」 「避難の通り道に物が落ちていて、通れないかもしれない」 「一度揺れが収まっても、避難の途中でまた揺れるかもしれないから怖い」 といった声が聞かれました。
訓練後には、 「私の家では、どこに避難するか決めてるよ」 「先週、非常用の持ち出し袋の点検をしたよ」 「お母さんが、何かあったときには近所の人と協力することが大事だって言ってたよ」 と話してくれた子もいました。
日本は地震が非常に多い国です。さまざまな自然災害を考えると、心がざわざわしてしまう人もいるかもしれません。人の力ではどうにもできないこともありますが、こうした機会に「備え」(物の備えと心の備え)を見直していきたいと思います。
◆9月1日はどんな日か知っていますか? 1923年(大正12年)9月1日、東京都・神奈川県を中心にマグニチュード7.9を記録した、日本最大級の地震災害「関東大震災」が発生しました。約190万人が被災するなど、大きな被害をもたらしました。
この災害をきっかけに、毎年9月1日は地震を含む災害への備えを見直す日として「防災の日」が定められました。
先週から「身体測定」と「保健指導」が行われています。つい数字ばかりに目が向きがちですが、その数字が示す意味について、ぜひ考えてみてほしいと思います。身長や体重の変化を通して、日々の食生活や運動習慣を振り返ってみるのもよい機会です。
5年生の保健指導では、思春期に起こる体の変化について、保健の先生と一緒に学びました(この内容は4年生の保健でも学習しています)。ご家庭でも、お子さんと体の変化について話題にしていただけると、より理解が深まると思います。
今の自分を知り、これからどうしていくかを考える。そして実践し、振り返る。この繰り返しが、健康な成長につながる大切なステップです。