070828「笑」:矢南っ子が みんなで創る 学校生活~学校を笑顔いっぱいに~
昨日の「よーい、どん」の日で、スタートがよい方がいいですが、学校生活は、少し周りを見渡してから、少しゆったり考えてからスタートでも遅くはありません。あわてず、ゆったり、少しずつ・・・。みんなで77日間の2学期を楽しく過ごしていきましょう。
今日は2時間授業。学校生活に慣れる準備の1日だったかもしれません。矢南っ子の笑顔が学校に戻り、矢南っ子の声が教室に響きました。夏休みの思い出を話しているのかな、暑くても久しぶりに友達と遊ぶことを楽しんでいるのかな、教室で、先生や友達と会話をしたり、楽しそうに室内で過ごしたりしているのかな…。いろいろな矢南っ子の姿がありました。
一方、先生たちは矢南っ子が一生懸命取り組んだ日誌、夏休みの楽しかった思い出が書かれたカード、苦労して書き上げたであろう生活作文や読書感想文、いろいろと創意工夫して取り組んだ自由研究やポスター、工作を楽しそうに笑顔で見ています。
矢南っ子も先生も、「笑顔」で過ごせることが一番です。明日の矢南っ子の「笑顔」をどうしたらつくれるかな。そのために、みんなで授業、生活、行事を充実させていきましょう。矢南っ子のアイデアでクラス、学年、学校を盛り上げていこう。
2学期の学級の係や、当番活動を決めているクラスを見ました。1学期のころからやりたい係があった子が「ずっとやりたかった〇〇係になれたよ。みんなでやりたいことがあるんだ」と満面の笑みで話してくれました。残念ながら自分のやりたい係になれなかった子でしょうか。「くやしいけど、しょうがないです。どの係もこのクラスに欠かせない大事な係だと先生が言ってくれたので、自分の100%でがんばります」と、気持ちを切り換えた笑顔を見せてくれました。
いろんな「思い」がクラスにはあります。「思い」がぶつかり合って、また新しい「思い」が生まれます。2学期、みんなの「思い」を大切にして生活して、すてきなクラスを創ってくださいね。
◆2学期のスタートにこんな詩はどうでしょうか。『はんぶんこ』という詩(夏休みのテレビ番組で歌手のMISIAさんが歌っていました)。学校生活では、様々な喜怒哀楽を経験します。喜びや楽しさは、はんぶんこすることで2倍に、怒りや悲しみは、はんぶんこすることでやさしくなり相手のことをもっと理解できたり・・・。
ひらがなで「はんぶんこ」、詩の中の「時の半分は 昨日と明日で ぼくたちはいつでも 真ん中にいるね」という言葉に、私は心がほっと、温かくなったり、今を大事にしたいなという思いがわいたりします。矢南っ子のみなさん、みんなで、みんなのすてきな2学期になるように、今日という日を大事にしていきましょう!
空の半分が 海でもいいよね
境界線なんてね 曖昧でいいの
正しいとか 正しくないとか
心もきっと 曖昧でいい
はんぶんこにしてみよう
たとえばカナシミ
ひとかけらずつ分けあって
丸くして 返せばいい
だから、
はんぶんこにしてみよう
やさしくなれる
ぼくたちほら、となりにいるよ
世界を はんぶんこして
時の半分は 昨日と明日で
ぼくたちはいつでも 真ん中にいるね
ひとりじめに したい時でも
はいどうぞって あげられるかな
はんぶんこにしてみよう
たとえばヨロコビ
ウレシイは倍になるから
分けていこう みんなへと
だから、
はんぶんこにしてみよう
笑顔になれる
手をつなげば 魔法が分かる
心も はんぶんこして
はんぶんこにしてみよう
たとえばカナシミ
ひとかけらずつ分けあって
丸くして 返せばいい
だから、
はんぶんこにしてみよう
やさしくなれる
ぼくたちほら、となりにいるよ
世界を
はんぶんこして