070921「充」:秋来たり 飽きの語源に 耳澄ます~季節を感じながら~
【おめでとう!】
男子ソフト部:サマーカップ優勝 女子バレー部:下村杯3位
みなさんの努力が一つの結果につながり、きっと多くの人に感動を与えてくれたことと思います。今回の結果を、また次につなげていってほしいと思います。おめでとうございます!ふだんから男子ソフト部の連絡黒板には、「日ごろの行動や生活が大事」など、顧問の先生の思いが書かれています。女子バレー部の下村杯の連絡プリントには、「応援されるチームであるために、挨拶や整理整頓など当たり前のことが当たり前にできるように」と書かれています。
矢南っ子の部活動には、どの部活にも取り組む意義を強く感じます。まもなく小学校球技大会を迎えますが、これまで取り組んできたことをみんなで認め合える時間を大事にして、自信をもってほしいなと思います。
◆暦の上では、9月23日が秋分の日です。春分の日と同様に、昼と夜の長さがほぼ同じになる日であり、ここから少しずつ日が短くなり、夜が長くなっていきます。立秋を過ぎ、秋分の日を迎えることで、本格的な秋の到来となるのですが…今年は「秋」のイメージとはほど遠い暑さが続いていましたね。
天気図を見てみると、この週末あたりから、ようやく秋の気配が近づいてきそうです。矢南っ子のみんなは、どんなふうに感じているでしょうか?
◆ふと「秋」という言葉の語源を調べてみました。諸説あるようですが、「実りの秋」と言われるように、秋は収穫の季節です。十分に満ち足りていることから、「充足する」という意味で「あき(飽き)」と名付けられたとも言われています。
「飽きる!?」と驚いたかもしれませんね。ネガティブな印象のある言葉ですが、もともとの「あき(飽き)」には、満ち足りているというポジティブな意味も含まれているのです。
つまり、「満ち足りている」という面と、「十分すぎてもう要らない」という面の両方があるということ。今日私たちが使っている「飽きる」という言葉は、後者の意味が一般的ですが、もともとは満足の意味が先にあり、そこから「もう必要ない」という感覚が生まれたのかもしれません。
◆昨日、おとといの「山の学習」でも、秋の雰囲気を風などに感じました。矢南っ子はどんなことに秋を感じていますか。