6年生は国語の授業で「心の動きを俳句で表そう」という学習に取り組んでいます。教室には、あるクラスの一人ひとりが詠んだ句が掲示されていました。

『窓ごしで くりが落ちたら 初秋だ』 『夜の空 星をつなげば かき氷』 『夏祭り ラムネの中で ビー玉ころん』など。

 短い言葉に込められた思いは何だろう?どんな瞬間を切り取った俳句なんだろう?詠み終えた今はどんな気持ちになっているのだろう?そんなことを想像しながらよむのは、とても楽しい時間です。

 授業では「句会」と銘打って、互いの句を味わい合う時間もあったようです。句を受け取った人が、どんなふうに感じたかを伝え合えたでしょうか。6年生の今だからこそ感じられる思いや願いが、そこには確かにあります。

 授業を通して出会った「俳句」という表現方法を、これからも大切にして、自由に詠み続けてほしいなと思います。

◆まだまだ暑さが続いていますね。今日の気温も…。今日も熱中症が心配な一日でした。

 さて、私は昨日までのお休みの間、ついついテレビでスポーツ中継を見てしまいました。世界陸上、世界バレー、そしておとといから始まった大相撲。テレビからは“暑さ”ではなく“熱さ”を感じました。みなさんはどうでしたか?

 男子マラソンでは衝撃の展開がありました。国立競技場のトラックに入ってからの二人の選手によるデッドヒート。先に抜け出したペトロス選手が金メダルかと思いきや、直線でシンブ選手が猛追し、わずかな差で逆転!シンブ選手が金メダルを獲得しました。「あきらめない」という気持ちを、目に見える形で示してくれたように感じました。

 世界バレーでは、残念ながら石川祐希選手率いる男子バレーチームは、予選ラウンドで敗退となりました。あるテレビ番組で、予選ラウンドの初戦のトルコ戦に敗れた後、次の負けられない試合に向けて、石川選手はこう語っていました。「負けてしまったことは変えられないので、次にどうぼくたちが変わっていくか、成長していくかだと思います」。結果がすべての厳しい世界の中でも、常に次を見据える姿勢に、学ぶことが多いと思いました。

 8月末には水泳大会があり、おとといは吹奏楽祭がおこなわれました。そして、小学校球技大会が近づいます。三連休中には、女子ソフト部、女子バレー部、男子バレー部が練習試合をおこなっていました。実戦を通して、残りの練習で取り組むべきことや課題が見えてきたのではないでしょうか。

「あきらめない気持ち」と「わたしたち自身の変化や成長を求め続ける姿勢」を大切に、日々を過ごしてほしいと思います。