先々週、5年生が2学期の山の学習に向けて、学年集会を開きました。学年の先生の話をしっかり聞く5年生の姿はすばらしかったです。まずは、山学成功の第一歩をしっかりと踏み出しました。話を聞ける学年は確実に成長するからです。

 そこから実行委員、火舞、テーマ…少しずつ動き出しました。今日は火舞立候補者が体育館に集まりました。また、どんな山学にしたいか、しっかりと考え、言葉にし、そのために何をするのか、5年生のがんばりが見え始めました。

 

 さて、5年生の掲示板は山学の雰囲気になってきました。この徐々に高まる雰囲気を、5年生みんなで楽しんでほしいなと思います。

◆今日の長放課や昼放課、部活動の顧問の先生のところに、入部予定の4年生が集まっていました。今後のことをはなしてもらったようです。新しいことのスタートは「わくわくどきどき」でしょうか。特に、自分で選んで始める部活は、きっと心と体の大きな成長につながるはずです。顧問の先生と、同じ部活を選んだ仲間と、すてきな部活にしてくださいね。4年生が入部することを、先輩たちは楽しみにしていますよ。

 部活動に限らず、自分たちから動き出す活動は、今の私たちに大事なものを与えてくれるのだと思います。

 

◆昨年度の矢作南小、読書感想文の代表作文の題名は『音っておもしろいな』、生活作文の低学年は『けんかできないお兄ちゃん』でした。まず題名が魅力的、読みたくなりますね。

 どちらの作文も、本や自分の家族や友達とのかかわりを通して、自分の体験を言葉にしています。今(小学生)だから感じることができた、考えることができた、書くことができたのだと思います。今ふしぎに思っていたことが本やお姉ちゃんの演奏で謎が解けた、今のお兄ちゃんとの関係やお兄ちゃんへの思いを丁寧に書いています。

 書かなければ、いつか記憶は薄れ、消えてしまうのかもしれません。書いたことで、心に残り続けます。心の中に、その時の自分の言葉で残したできごとや考えたことは、すてきな思い出になるのかなと思います。

 5年生のフロアには、過去のすてきな作文が掲載された「文集おかざき」「みかわの子」が置かれています。そこにそえられた言葉「かつての立山少年の名前が載っています」。立山先生は、どんな作文を書いたのでしょうか。たずねてみてください。