070704「みんなの願いが叶いますように」:お話ルンルンさんイベントデー
今日はお話ルンルンさんのイベントデーでした。図書室には七夕のお願いごとが飾られて。スケッチブックシアター、大型絵本、紙芝居、七夕クイズと歌で、あったかな空間に早変わり。すてきな時間になりましたね。お願いごとも読んでみると、心がほっこりします。「逆上がりができるようになりたい」「大きくなったらケーキやさん」「家ぞくみんながずっと元気でいられますように」「地球が平和でありますように」・・・、自分のこと、周りのこと、読んでいると矢南っ子のすてきな心を感じることができ、幸せな気持ちになりました。「矢南っ子の願いが叶いますように」これが、私の願いごとかな。
◆さて、短冊にねがいごとを書く人も多いと思いますが、流れ星を見たときにもねがいごとをする人も多いかと思います。七夕の時期に思い出すエピソードがあります。
・ある日、ラジオ番組に、小学6年生からこんな質問が届きました。
女の子「流れ星にお願いごとを3回となえると、その願いが叶うって本当ですか」
この質問に、ラジオの司会のAさんは、
A「流れ星はね、3回ムニュムニュって言っているうちにほとんど消えちゃうんだよね。」
「実際にね、それをストップウォッチで計った人がいてね、そしたら0.2秒から0.3秒で消えちゃうんだよね。」
女の子「はい、じゃあ、叶わないってことですか」
A「でもね、願いは叶うと思うんですよ。それは単なる言い伝えじゃないと思うんですよ。」
女の子「本当ですか?」
A「流れ星が流れるのはとても短い時間ですね。そのあいだに3回もお願いごとが言えるのは、あなたがいつもその願いごとを叶えたいと思っている証拠なんです。つまり、あなたが日々、心の中で思い続け、一生懸命に努力しているということ。だから、叶うと私は思います。」
と。
短冊に、今、心に思い続けていることを書き、それに向かって日々努力する、叶えるためには言葉にすることが大事なのかもしれませんね。
気温の上昇にともなって、アサガオの花がどんどん咲き始めています。うれしそうに花を見つめる1年生の子の視線がかわいいです。しかし、「今日、3つ咲いた!」「明日も、これが咲きそう」と喜々とした表情の子の横で、「まだ、わたしのアサガオが咲かないよ…」と暗い表情のAさん。そのとき、周りの子みんなで、その子のアサガオをいろいろな角度からながめ始めました。しばらくして「あっ、見て見て、ここ」と、ある子が叫びました。Aさんがのぞき込むと、小さな小さなつぼみのようなものを発見し、うれしそうな表情を浮かべました。そして、周りの子が「よかったね」と。
入学して、まもなく夏休みを迎える1年生。みんなで生活、みんなで学ぶ、みんなの中で成長していることを実感する瞬間がいっぱいです。