070508「自分の見方・考え方を前向きに」:共に生活する仲間を大切にしよう
今日の登校で20日になります。少しずつ慣れてきた人もいれば、ちょっとまだ不安だなと思う人もいるかと思います。保健室近くの掲示板に、「新しい友だちに話しかけるときのこつ」のポスターが貼ってあります。「名前を呼んであいさつ」これはできそうですね。たしかに、「八○先生、おはようございます」って言われると、うれしい気持ちになります。そして、「○○さんは、最近どう?」なんて話が続いて、相手のことがどんどん分かってくるような気がします。
また、写真にあるような「リフレーミング」という言葉を知っていますか。物事の枠組みを変え、違う視点から見ることを意味する心理学の言葉だそうです。5月という時期は、自分に自信がもてなくなるときかもしれません。自分の意見が言えない、心配性、あきっぽい、おこりっぽい・・・という自分、逆に「わたし、成長してるな」「いいじゃん」なんて肯定的に思う自分、両方感じている自分、自分に目を向けている人がいるかと思います。「失敗しちゃった」ではなくて、「こんな貴重な経験できないぞ。次に生かそう」・・・。自分で自分のとらえ方を見直せるように、リフレーミングをしてみましょう。
前向きにとらえるという点で「ポジティブ」なんて言葉もありますが、「リフレーミング」の根底には、「相手の立場に立つ」「相手を理解する」「相手に共感する」ということがあるそうです。ということは、楽しい学校生活のために、友達同士でリフレーミングしてみるのもいいですね。毎日、1回、友達の素敵なところを伝えてあげるのもよいと思います。
◆考え方、とらえ方を見直すということで、こんな言葉をおくります。あるドラマでの言葉です。けんかばかり起きるクラスで、その担任の先生が次のようなことを言いました。
・自分が感じることを相手に伝えて、相手の言うことも聞きましょう。そうすると、自分と相手はちがうことがわかります。相手は自分とちがうということが分かると、どう言ったらいいか、相手のいたみも分かったり、分かってもらえるように努力したりするのです。
人それぞれ悩むことが違います。自分の周りを少し見渡してみましょう。ちょっとした声かけが周りの人を元気にできるかもしれません。そして、めぐりめぐって自分にも返ってくると思います。学校生活では、自分と相手をつなぐ素敵な言葉をかけ合っていきませんか。
運動場から軽快な音楽が聞こえ、矢南っ子の息のそろった演技を見ていると、5/24どんな演技をおうちの人にお届けできるのか、とても楽しみになります。
各学年、一人一人の笑顔いっぱいのダンスも素敵ですが、全体で何か1つのものを表現しようとするときの表情も本当にすばらしいです。じっと待っている姿、指先までピンとさせ体を大きく動かす姿、自分の位置に全速力で走る姿・・・感動します。矢南っ子のみんな、みんなの一生懸命さがしっかり伝わってきますよ。体調に気をつけてがんばってね。