昨日、学校運営協議会の後、図書室で「部活サポーター説明会」を開催しました。

これまで、ざくろの会で議論を重ねてきた小学校部活動の在り方。

議論の詳細は、過去のHPへの投稿や校長室だよりにありますが、

「将来的には、学校主体の部活動に代わる放課後の児童の居場所(活動場所)を、地域や保護者の力でつくりたい!」

中部っ子の健やかな成長を願う大人たちの思いが一つになりました。

ただ、そのような仕組みは、一朝一夕にはつくれない。

また、しばらくは市主催の小学校の大会は存続する(令和8年度までは現行とおり)。

ならば、まずは来年度から地域の方や保護者が、少しずつ部活動に関わるようにしたらどうかとなりました。

令和8年度までは確実に学校管理下で活動するので、顧問(教員)が責任もって指導します。

その活動を、見守りや手伝いという形でサポートするボランティアという形なら関り易くなるのではないか。

ということで、「部活サポーター」と名付け募ることになりました。

ただ、いきなり「部活サポーター」募集!と周知しても???となるだけなので、説明会をすることになったというわけです。

説明会の開催は、12月末から回覧板や学校ホームページ、学校配信メールで広く周知していました。

「ちょっと話だけ聞いてみる」「何か力になれることがあれば手伝いたい」という方など、8人が説明会に参加してくださいました。

学校運営協議会会長さんが声をかけてくださった方もいますが、学校に直接参加申し込みをしてくださった方もいました。

説明会場になっている図書室に順次集まってくださいましたが、なんとほとんどの方が旧知の仲でした。

図書室は、いっきに笑顔が広がりました。中部学区の絆の深さを実感しました。

そして思いました。

この新しい取組の成功のカギは「つながり」だと。

地域・家庭・学校が少し手を広げることで重なる部分でつながり、

つながることで誰一人取り残さない、広く温かく柔らかな居場所(活動場所)をつくることができるはず。

説明会が終わって、早速、登録用紙を提出してくださった方もいました。

ポスト部活動を見据えて、動き出しました。

部活サポーター説明会資料

 

 

将来、放課後に学校で、みんなで体を動かしたり歌ったりする場は、子供たちの選択肢の一つとして残すことができれば最高です。

部活動に取り組む子供たちは生き生きしています。