令和6年9月12日(木)、国語科指導員を迎え、3年1組、2年1組、6年1組で、国語の授業研究を行いました。

3年生は、案内の手紙を書くときに、どんなことを書けば、相手によく伝わるかを考えました。

担任が用意した、自分あての案内の手紙を読んで、足りないことなどを話し合いました。

 

2年生は、登場人物の行動や会話、様子から気持ちの変化を想像して、読み方を工夫しました。

「ニャーゴ」という同じ言葉ですが、子供たちは前後の叙述をもとに自分なりに表現していました。

読み方の工夫として「声の大きさ」「声の強さ」「声の高さ」「読む速さ」「間」をポイントとして押さえていました。

 

 

 

6年生は、習った表現技法を使って、俳句をより心情が伝わるものに修正する学習でした。

授業者が、句会に参加する人物に扮して登場することにより、子供たちの興味関心を高めていました。

 

どのクラスの授業も、個で始まって個で終わる形になっていました。

そして、その個の学びを深めるために、協働的な場面が位置付けられていました。

他者と対話しながら、自分の学びを深められる経験を積み重ねることが大切です。

それが、学びに向かう力を育むことにつながると考えています。

今日まで、担任は、授業の展開を練り、教具を作成し、発問を工夫するなど、しっかり準備してきました。

授業での子どもの生き生きとした表情を見て、改めて準備の大切さを実感しました。

授業後には、研究協議会を行い、みんなで活発に意見を交換しました。

国語科の指導員さんから、「言葉」と向き合う姿勢や授業改善のポイントを教えていただきました。

・表現活動は、言葉との出会い。言葉と向き合うことは、自分自身と向き合うこと。

・語彙を増やす工夫をする。登場人物の心情の変化の視覚化は有効。

・子供の思考を、叙述に返すような問い返しが大切。   など

研究授業や協議会を通して、授業力を高めることが、分かる授業、魅力ある学校につながります。