10/25 あいさつで笑顔をいっぱいに! 楽しい学校をつくる
後期の委員会活動が始まっています。
代表委員会は、文字通り学校の代表として「六ツ美中部小を楽しい学校にしたい!」と活動しています。
「あいさつで笑顔いっぱいの学校にしたい」
代表委員長の所信表明演説を受けて、代表委員が具体的な活動を考えました。
「あいさつカード」です。あいさつを盛り上げるきっかけとしての活動です。
A4一枚の紙に、円形の小さいマスがいくつかあり、その上部に六中小の先生たちの名前が書いてあります。
先生にあいさつをしたら、その先生からサインがもらえます。
まずは、学校内でしっかりと先生たちにあいさつできるようにするというものです。
4,5年生の代表委員が主体となって企画しました。
休み時間になると、あいさつカードをもって中部っ子が校内を歩き回ります。
あいらこちらで「おはようございます!」「こんにちは!」という大きなあいさつが聞こえるようになりました。
ところが、元気なあいさつが広がる一方で、問題も出てきました。
「サインください!」と、サイン集めが目的となってしまっている状況です。
また、ろうかを走ったり、先生の状況はお構いなしにサインをねだる子もいました。
あいさつカードは、あくまでも手段であり目的ではありません。
また、安全安心な学校にならない状況は、誰に聞いてもだめだと思うはずです。
その状況に気付いた4,5年生の代表委員は、すぐに話し合い、ルールを決めることにしました。
分かりやすく3つに絞るということも考えました。
必要感にかられて、みんなを尊重しながらルールを決めること。
これこそが自治的活動と言えます。
決めたルールは、長い休み時間に放送で全校に伝えました。
自分たちで考えたこと。自信をもって堂々と伝えることができました。
もちろん、代表委員会の担当の先生の助言はありましたが、自分事として活動することができていました。
六中小が大切にしている「気づき、考え、実行する」姿が見られて感心しました。
大人が「転ばぬ先の杖」を出し過ぎてしまっては、子供の成長はありません。
これからも、子供のアイデアや思いを尊重し、任せながら、教員は見守り、必要に応じて支援します。
中部っ子の「気づき、考え、実行する」を大切にし、主体性や創造性を育みます。
いつも登下校の見守りや校内の野菜育てにアドバイスをしてくださっている地域の方から
「1年生の女の子数人が、大きな声で『おはようございます!』って言ってくれた」
「とってもうれしかった。これまで、こんなことなかったよ」「気持ちがいいね」
と、笑顔で話しかけられました。
中部っ子のあいさつは、学校だけでなく地域にも笑顔を広げています。