令和6年10月1日(火)、2年生と5年生が稲刈り体験を行いました。

田んぼに着くと、5月に田植えをした苗が、見事に成長し、黄金色の穂を秋風に揺らしていました。

ただ、秋風という言葉から連想される涼し気な気候ではありませんでした。

10月に入ったというのに、まだまだ暑さがしっかりと残っていました。。。

 

子供たちは、地域の方から稲刈りの方法を教えてもらい、鎌を刈りて田んぼに入りました。

昨年度は、雨の影響で田んぼに少し水が残っていて、足元が不安定でしたが、今日はばっちり水が抜けていました。

 

鎌は新調されたそうで、切れ味は抜群でした。力の弱い2年生でも楽に刈ることができていました。

ざくっ、ざくっという音と、鎌の柄から手に伝わる振動が、子供たちを夢中にさせます。

一束一束丁寧に稲を刈っていました。

無言でどんどん刈り進む子もいれば、「せんせい、見てー!刈れたよー」と笑顔で稲を見せてくれる子もいました。

今年は、時間内に予定の稲をすべて刈ることができました。

 

 

 

 

隣の広い田んぼは、コンバインで刈りました。

鎌での稲刈りよりも段違いに早い稲刈りを見て、子供たちは歓声をあげていました。

地域の方の話によると、コンバインは家が一軒建つほどの値段だそうです。

 

 

その後、コンバインからアームを伸ばして、籾米をトラックに流し込むところを見学しました。

子供たちは、じっくりとその様子を見つめていました。

地域の方々の力を借りて、作物を育て収穫する営みの一部を体験することができました。

大地の恵みを体感できるのは、六ツ美の地で育つ中部っ子の特権です。ありがとうございました。