令和6年12月11日(水)5,6時間目、2年生が体育館で町たんけん発表会を開催しました。

見学先の方々や学校運営協議会委員、そして保護者の方など、多くの方に参観いただきました。

準備をしているときは、体育館はずいぶん冷えるだろうと心配していましたが、大丈夫でした。

ストーブを焚いたからということもありますが、子供たちの元気いっぱいの発表やその様子を温かく見守ってくださる多くの方々の存在が、心も体もあたたかくしてくれたのだろうと思います。

体育館は温かな雰囲気で満たされていました。

 

はじめの会では、代表の子が「私たちが見つけたすてきをひろめていきましょう」と立派にあいさつしました。

みんなで中部小学区のすてきを見つけるというミッションを達成したという自信が感じられました。

 

発表は、ポスターセッション形式でした。

各チームが、見学先で発見したすてきを模造紙にまとめており、それを発表します。

自分で見聞きしたことなので、どの子も自信をもって堂々と発表することができていました。

模造紙も、とても見やすくまとめられており、発表以外の時間にもいろんな方をひきつけていました。

学習指導要領には、言語活動の充実がうたわれています。

「町たんけん」の単元を通して、聞く、話す、書く、読む活動のすべてを充実させることができました。

見学先で質問する。見学してきたことを考えて書いてまとめる。友だちがまとめたものを読む。発表会で話して伝える。

これらの活動のどれもが、「みんなで中部小学区のすてきをたくさん見つける」という目的を持った意味あるものでした。

そして、一人一人がその目的をしっかりと持つことができていたので、言語活動の言葉が「自分の言葉」になっていました。

中部小学区のすてきを発見する活動を通して、子供たちの言語能力を育成することもできているのではないかと思っています。

 

 

 

 

コロナ禍が終わり、そして、学校・家庭・地域が協働して中部っ子の育ちを支えるコミュニティ・スクールとなり、多くの方が関わってくださり実現できた4人チームでの町たんけん。

今日の子供たちの立派な姿は、学校での指導・支援だけのものではありません。

見学先の方やチームに付き添ってくださった保護者や地域の方など、「町たんけん」をともに創り上げてきた方々のお力があってこそです。

これからも、中部っ子の健やかな成長のために、学校・家庭・地域が一体となって取り組めるよう努めていきます。

 

 

友だちの発表や自分たちの発表について、子供たちは振り返ります。

振り返りの際、担任は、子供たちが自らの成長を実感できるようにサポートします。

また、参観者の方に協力いただいて感想をもらっているので、客観的な視点でも自分たちの発表を振り返ることができます。

子供たちは、参観者の言葉をもらって、次なる成長につなげます。

 

 

MICSの取材が入っており、2人の子がインタビューを受けていました。

「いろんな人に、学区のすてきを知ってもらえてよかった」「またやりたい」

「(発表は)少し恥ずかしかったけど、上手く言えてよかった」

と、少しはにかみながら感想を言うことができました。

「タウン通信」で放送されるとのことです。

チャンネルおかざき 12月16日(月)19:00~

チャンネルミクス 12月16日(月)18:00~

 

発表会の余韻が残る中、おわりの会も、子供たとの司会で実に立派に行うことができました。

どの子も、始まる前より立派になったように感じました。

片付けもてきぱきと行っていました。2年生の「すてき」を発見してうれしくなりました。

 

 

今日の発表会で「すてき」という言葉がどれだけ飛び交ったでしょうか。

これからも、どんなときでも、「すてき」があふれるよう、教育活動を充実させていきます。

最後にみんなで、はい、ポーズ(^^)/