令和6年11月19日(火)、5年生を対象に、フタバ産業の教育プログラム「科学モノづくり教室」を本校で実施しました。

5年生は社会科の授業の一環で、三菱自動車岡崎製作所の工場見学をしています。

そこで、自動車づくりの工夫や努力を学びました。

フタバ産業は、自動車の重要なパーツの一つである排気管を作っています。

今日のプログラムのテーマは”音”。理科的な内容ですが、社会科とも十分に関連した内容です。

自動車の排気の音を低減するための工夫や努力を学びます。

自動車産業を軸にして、教科横断的に学ぶことで、深い学びにつながります。

今後も、教育課程を工夫しながらよりよい学びをつくっていきます。

 

フタバ産業の工場は、六ツ美中部学区に2か所あります。とても関係が深いです。

世界中に1万人以上の社員が働いています。自動車のボディと排気管をつくっています。

 

今日は、音について考えてみよう。音は、空気の振動で伝わります。

音の違いって何かな。「大きさ」と「高さ」です。

 

大きさを測ってみましょう。ギネス記録は120.8dB。超えられるかな。

ちなみに去年の5年生の記録は、90dBでした。

 

本日の大声コンテストの最高記録は、109dBでした。

排気管で音を小さくする工夫のモデル実験。

排気管の箱に見立てた段ボールに、綿を詰めたものとそうでないもので比較。

綿を詰めていないと、89dB。綿を詰めてあると、74dB。

見事に騒音が低減されました。この仕組みは、学校の音楽室にも使われています。

 

オシロスコープは、音の大きさと高さを見られるものです。

アプリがあるのでタブレット端末で見て見ましょう。

「あ~~~!」「キャーーーーーーーー!」「お~~~」

 

最後は振り返りです。

 

「音についてわかっているつもりだったけど、しらないことがあった」

「いろいろな実験があって楽しかった」

「排気管は、熱かったり尖っていたりして危険なものだとわかった」

「いろいろ音を小さくする工夫がある。他の方法を見つけてみたい」

楽しく、深く学ぶことができました。