令和6年12月12日(木)、校内マラソン大会を実施しました。

若干風が吹いていましたが、ほぼ快晴。

「マラソン大会をやりたい!」という中部っ子の思いが天に通じたのでしょう。

運動すると「脳」が鍛えられます。「最強脳」に書いてありました。

これまで3週間、かけ足運動に取り組んだ中部っ子は、脳と体が鍛えられています。

開会式で「その強くなった脳と体を使って、自分の力を精一杯発揮しよう」と話しました。

スタート前には、「走っていて、苦しくなった時に、もうだめだと思うのか、まだいける!と思うかは自分次第」と話して、自分の心に向かわせました。

 

中部っ子の走りは、見る者の心を揺さぶりました。

「なぜ苦しい思いをして走らなければならないのか」

「もうだめだ」

そんな問いや弱い心と向き合いながらも、前へ前へ進む中部っ子のたくましさ。

苦しい表情で止まりそうになったときに、「まだいける!」と叫んで再び走り出した子もいました。

我々大人は「やれるようになりなさい」と子供にいうのではなく、子供自身が「やれるようになりたい!」と思えるように、信じて支えることが大切なんだと改めて思わされました。

 

 

また、頑張っている友だちに大きな声で声援を送る中部っ子の姿もすてきでした。

その声で、多くの子が最後の力を振り絞ることができたと思います。

 

校内マラソン大会を終えて、「やりきった」と満足している子もいれば、「もっとやれたはず」と悔しい思いをもっている子もいると思います。

残念ながら体調不良で走れなかった子もいます。つらかったことでしょう。

どのような結果でも、振り返り活動をとおして、その気持ちとしっかりと向き合うことで、中部っ子は成長します。