6/11 地元で生産される有機ニンジンについて追究する(3年生) 社会科の学習
3年生の社会科の学習。
地域に見られる生産や販売の仕事について、学習の問題を追究・解決していく活動をします。
3年生は、地元の農園で栽培されている「有機ニンジン」に興味をもちました。
栄養教諭と連携して行った授業が、3年生の追究意欲を高めました。
昨年度、給食の食材として提供された際、地元の小学校としてミクスネットワークの取材を受けていたことも、追究意欲の高まりに寄与していると思われます。
有機ニンジンのことを知るにつけ、子供たちの中に、生産者さんに直接聞いてみたいことが、いくつも出てきました。
そのことについて、まず個人で考え、それをチームで共有します。
個人で考えているからこそのチーム内共有。「同じです」「それいいね」と、友だちの考えに反応します。
そして、友だちと同じ考えだと知って自信をもったり、いいと思った友だちの考えを取り入れたりしながら、自分の考えをまとめていきます。
個人で考える時間を「花びらタイム」、チームで共有する時間を「一つの花タイム」と呼んでいました。
チーム学習は4人一組。菜の花の花びらは4枚。ネーミングがぴったりはまっています。
最後は全体共有。友だちの考えを取り入れたことなども含めて、自分の考えを発表します。
全体共有後にも、「それいいね」と思ったことは、ノートにメモして自分の考えをさらにブラッシュアップさせる子もいます。
こうして、自分の考えをしっかりもった子供たちは、生産者さんに聞きたいと思っていることを手紙に書いていきます。
「冬はどうするのか」「よい雑草と悪い雑草はあるのか」「生き物の力を借りて育てるというのはどういうことか」など。
子供たちの知りたい!という思いは、実に豊かでみずみずしいものです。
3年生の社会の学習の今後の展開が楽しみです。
学校運営協議会委員であるPTA会長さんがつないでくれた地元の農園さんの協力があってこその単元構成。
ありがとうございます。