令和6年3月19日火曜日、第77回卒業証書授与式を行いました。

少し冷たかったですが、柔らかな春の風が菜の花を揺らす中、卒業生は立派に中部小を巣立っていきました。

最後に、運動場で高らかに校歌を歌いあげる背中は、一回りも二回りも大きく見えました。

 

 

新型コロナウイルスの制限から解放され、密な生活を取り戻す中、最高学年としての6年生の歩みは確かでした。

運動会のNo Worries!。全部本気の演技は見事。力いっぱい挑んだ部活動。やっぱり全力は、カッコいい。学芸会の「Cats」と「消えた少年」。豊かな表現力が光った。修学旅行の最高の思い出はやっぱり仲間と一緒にいたこと。楽しい学校をつくるのは自分たち。学校逃走中や六中小ハロウィンなどの企画運営は、みんなを大切にする優しさがあった。そして何より、総合的な学習の時間は素晴らしかった。テーマは『ともに生きる』。高齢者や障がい者など、みんなが幸せに暮らせるまちにしたい。一年間を通して「気づき、考え、実行する」姿があった。原動力は優しさだった。

うまくいかないこともある中で、自分たちなりの答えを一つ一つ出しながら進んできた一年。彼らと共に過ごせたことを誇りに思います。

4月、彼らは新しい扉を開きます。扉の向こうは、より広く、深い世界が広がっています。立派に卒業したとは言え、彼らはまだまだ未熟です。ただ、未熟とは、新たな何かを学べるということです。彼らがそのことを自覚し、足りない自分を、あるがまま、ありのままに受け止めて、自分ができることを精一杯やっていくことが、幸せな未来につながります。

学び続ける彼らを、家庭、地域、学校で、これからも応援していきましょう。大いなる夢のせて、はばたけ、卒業生!

 

1~3年生とのお別れの会。

 

優しい6年生が大好きでした。

 

もっともっと楽しい学校にしてね。

 

6年生と歌う最後の校歌。元気な歌声を届けて、卒業を祝います!

 

さようなら! そして、ありがとう!

 

保護者、職員、在校生、そして菜の花が卒業生を迎えます。

 

卒業生の心に届け!中部小を任せてください!

 

中部小を頼んだぞ。 確かな答えなんて何一つない旅さ♪ でも、君たちならできる!

 

胸を張って、退場します。

 

大いなる夢と感謝を込めた紙飛行機を青空に向かって飛ばしました。

 

花道つくって見送ります。

 

卒業生のこれからの活躍を祈って、ばんざーい! 在校生のみなさん、ありがとう!

 

お世話になった先生方に感謝を伝えます。

 

卒業おめでとう!くじけそうになったら、中部小においで。ここは君たちのふるさとだ。