2/14 気づき、考えたことをプレゼン!(6年生) 原動力は「優しさ」
令和6年2月14日(水)5,6時間目、6年生が音楽室で総合発表会を行いました。
6年生は総合的な学習の時間に、福祉にフォーカスして1学期から探究活動を行ってきました。
テーマは「ともに生きる ~あたたかいまちをめざして~」。
高齢者体験やむつみ地域包括支援センターへの見学、地域防災訓練への参加、LIXIL出前授業などを位置付け、厚みのある探究活動でした。
このような取組を通して、6年生は「ともに生きる」視点で、様々なことに気づくようになりました。
学校内に潜む危険にも気づき、それを防ぐためにどうしたらよいかと、学校内のユニバーサルデザインを考えました。
考えたことは、3学期に入ってから、チームでパワーポイントにまとめてきました。
そして今日、これまでの活動でお世話になった社会福祉協議会、むつみ地域包括支援センター、(株)LIXIL、市防災課の方々を招いて発表しました。
6年生は、大勢の大人を前に、緊張しながらも、自分たちで考えたことを堂々とプレゼンすることができました。
聞いてくださった大人から、「着眼点がいい」「写真や動画があって分かりやすい」「柔軟な発想に感動した」などと、たくさん褒めていただきました。
また、「自分たちでできることと、自分たちの力ではできないので大人に頼るところとしっかり分けて考えられている」と、実行することを見据えたまとめ方も褒めていただきました。LIXILの方からは「大きくなったら、ぜひ弊社の採用試験にチャレンジしてください。一緒に働きましょう」との言葉もいただきました。
6年生たちは、1年間という大きなスパンで「気づき、考え、実行する」を完結させようとしています。
この原動力となっているのは、ともに生きるために必要な「優しさ」ではないかと思います。
卒業を1か月後に控えた優しい6年生が、とても頼もしく見えました。