令和5年11月8日(水)の午後、学校保健委員会を開催しました。

この会は、これまでPTA主催で行っていたものを、今年度から学校主催に変更しました。

会の準備から運営まで、後期保健委員会の児童が活躍することができました。

会では、こころの「元気」に関わって、保健委員会の発表と岡崎市保健所の保健師さんのお話がありました。

まず、保健委員が、事前に行ったアンケートの結果をもとに発表をしました。

アンケート結果を割合のグラフに表したり、友だちに言われて嬉しかった(嫌だった)言葉を箇条書きにしたりして分かりやすく発表しました。

続いて、保健師さんのお話を聞きました。

友だちのこころの「元気」がなくなったときにどのように対応したらよいかを、「き・ょ・う・し・つ」のキーワードで教えてもらいました。

「き」 気づいて

「よ」 よりそい

「う」 受け止めて

「し」 信頼できる大人に

「つ」 つなげよう

この対応を知った中部っ子は、今日からみんな「ゲートキーパー」だと認められ、1人ずつ缶バッジをもらいました。

質疑応答の中で、5年生の男の子が「ゲートキーパーとはどういう意味ですか」と質問しました。とても良い質問だと思いました。

「いのちの番人」という意味だそうです。

みんながゲートキーパーになれば、みんなのいのちがつながっていくのだと気づかされました。

会が終わってから、保健師さんと話す機会がありました。

人のいのちを守るには、やはり、その人の変化に「気づく」ことが大切だと話されました。

こころの元気がない人は、自らSOSを出すことが難しいからだそうです。

周りが気づくことで、声を掛けることができ、話を聞くことができ、何かしらの対応につながる可能性が高まるということです。

中部小は、子供のいのちを守るため、「気づく」こと大切にして、日々の教育活動を進めていきます。