朝から断続的に雨が降っていました。時折、数十メートル先も見えない大粒の雨が降ることもありました。

雨雲レーダーを見ると、南北に雨雲が連なり、次から次へと本校学区の上空に流れ込むようでした。

5時間目が終わりに近づいた14時30分頃に、最終決断のため、雨雲レーダーを確認しました。

そうしたら、15時00分頃に赤色の部分(降水量は多い)が、本校学区にかかる予報でした。

これは、ちょうど1,2,3年生が歩いている時間帯と重なることを示していました。

また、稲光や雷鳴もあり、教室の廊下側の窓がピシピシと音を立てることもありました。

そこで、子供たちの安全が第一ということで、

6月の大雨の後に案を練っていたドライブスルー引き渡し下校を敢行することにしました。

初めてのことなので、どうなるか心配でしたが、御家庭の協力もあり、15時10分から始まったドライブスルー引き渡しは、

17時15分に最後の引き渡しを行い、約2時間で無事に完了しました。

 

中学校の保護者のお迎えのタイミングと重なった時間帯は、学校の北側に車が集中し混乱してしまいました。

お迎えにきてくださる保護者の安全もしっかりと確保するために、今後、中学校と調整していく課題だと痛感しました。

実際にやってみて見えてくることがあります。今日の対応を検証し、次につなげることが、安全安心な学校づくりにつながります。

 

雨は、引き渡しの途中で次第に弱くなり、最終的には止みました。

雷もどこかへ行ってしまい、雲間から光が運動場に差し込む瞬間もありました。

天気予報は当たるときもあれば、外れるときもあると、強く実感しました。

大雨等の緊急引き渡し(ドライブスルー)について