令和5年10月31日(火)の3時間目、6年生の代表委員が企画した六中小ハロウィンが開催されました。

後期の代表委員が最初に意識したのは、前期の6年代表委員が運動会で「学校逃走中」を企画運営し、大成功を収めたこと。

後期最初の委員会で「わたしたちも、学校を楽しくするために何かやる」と意気込んでいました。

そこで、持ち上がってきたのがハロウィン。

何度も話し合いを重ねて、校長室にも、会の趣旨や計画を説明しにやってきました。

職員室で、先生たちに協力も依頼しました。

「楽しい学校を自分たちの手でつくる」という目的に異を唱える者はいません。

その代わり、すべての中部っ子、すべての教職員が、「楽しそう」「やってみよう」と思える計画にしなければなりません。

自分たちだけの「やりたい」だけでは、それは達成できません。

時間的なこと、会の内容、告知の方法やタイミング、ルール等を

関係するみんなの意見を聞いて、対話して、修正しながら作り上げていきます。

6年生の代表委員は、それを根気よく続け、「六中小ハロウィン」を見事に成功させました。

 

 

準備段階や会の途中で、「それでいいのか」「もっとこうしたらいいのに」などと、気をもんでいた教員もいたと思います。

しかし、共通認識として、子供を信じて委ねることを第一としていたので、極力口をはさむことはありませんでした。

今回の取組は、チャレンジ。会が混乱して失敗しても、しっかりと受け止めてやろうと教職員で話もしていました。

コロナ禍で、全校で集まってレクリエーションをすることはこの数年ありませんでした。やれなくて当たり前。

認めるべきは、やろうと思って動き出したこと。そこを価値づけてやろうと話していました。

しかし、予想と違い、秩序を保って会を進行させ、時間内に計画のすべてをやり切りました。

我々が思う以上に子供はやれると感じた、六中小ハロウィンでした。

代表委員が、これをきっかけに自信を深め、楽しい学校づくりの当事者として、今後ますます活躍してくれることを願っています。

代表委員だけでなく、6年生、さらには中部っ子みんなが、当事者意識をもつことができれば、中部小は、もっと魅力ある学校になるはずです。

そうなるよう、教員一同、日々の授業改善に努め、教育活動を充実させていきます。