昨日、雨で延期になっていた市球技大会ソフトボールの部が、本日、行われました。

雲が多く日が遮られ、風も吹いていたので、若干肌寒い中での大会でしたが、体を動かすにはベストコンディションと言えました。

本校ソフトボール部は、第3試合に登場しました。対戦相手は、練習試合で負けている福岡小でした。

顧問曰く、力の差はあれど、10回戦えば1回は勝てる相手とのこと。「その1回を、今日にする」と意気込んでいました。

その言葉どおり、随所で相手の進塁を防ぐプレーや好走塁、ナイスバッティングがあり、互角とも思える戦いっぷりでした。

ベンチメンバーも、声を枯らして応援したり、バットやヘルメットを整頓したり、自分のできることを精一杯やっていました。

チーム一丸となって、全力で強豪相手に食い下がりました。

最終回、裏の攻撃でツーアウトながら2,3塁にランナーをおいて、点差を縮めるチャンスでしたが、最後のバッターが内野ゴロで打ち取られゲームセット。

惜しくも、1回戦で敗れてしまいました。練習試合では歯が立たなかった相手に、よく戦いました。

試合後のミーティングでは、どの子も悔し涙を流していました。全力で戦ったからこその涙です。

きっと、彼らの心には、”ソフトボールの神様” の声が届くことでしょう。

どんな声が届くのかは、人それぞれ。ただ、全力で戦ったものにしか届かない声。

勝敗の先に、彼らの成長があります。