2/7 菜の花が広がる六ツ美の風景に思いを馳せる
「六ツ美地区では大正から昭和30年代頃まで、菜種の生産が全国一を誇っていた」
「春になると、田は一面に黄色の絨毯を敷き詰めたように、見渡す限り黄一色」
「羽角山から矢作川の堤防を見渡した眺めは見事」
150周年の記念誌にある記述です。
菜の花が咲き誇っていた六ツ美地区は、それは美しかったんだろうと想像します。
そんな風景を学校の近くに復活させようと、地域の方と種まきをした菜の花畑。
今日は、霜の降りる冷たい朝でした。日を浴びてじっと開花の春を待っていました。
登下校ボランティアの地域の方と登校指導中に、六ツ美の菜の花について話すことがしばしばあります。
「昔は本当に菜の花畑だらけだった」「きれいだった」と話を聞く中で、「絵がある」とおっしゃいました。
驚きながら、ぜひ見せてくださいとお願いしたところ、さっそく学校にその絵を持って来てくださいました。
昭和18年4月に描かれたものだそうです。黄色い菜の花が一面に広がり、遠くに御嶽山を望む絵でした。
六ツ美の原風景が目の前に広がりました。
地域への愛着を育むことにつなげるため、子供たちに紹介します。
貴重な資料を紹介してくださり、ありがとうございました。
登録日: 2024年2月7日 /
更新日: 2024年2月7日